2012年4月21日土曜日

量を質に変えられないなら速さで質をあげる。


量が質に変わる瞬間というのがあります。
たとえばFacebookで友達を作っても、友達とは名ばかりで何の反応もない人がいるものです。
個人が持てる友達MAXは5000と知られています。その正確さはともかく数をいくら持っても、何の反応もない人が多いと意味がありません。
では、量はいつ質に変わるのでしょうか?
自分の活発な友達で同じように数を持っている人とお互いに紹介しあえばいいのです。つまり入れ替えです。持てる数が無限ならともかく有限ならではの苦肉の策です。
質の高くない分を量でカバーすることは、本当はとても困難で、コストも時間もかかるので、かなり難しい選択なのです。では量を質に変えようとして、思うようにいかない場合、どうしたらいいのでしょう?
それは速さです。速さというのはインパクトのあるメッセージになります。
速さは習慣なので、意識すればどんどんスピードアップができます。
コミュニケーションが苦手という人は、考えすぎる傾向が強いので全体的に速度が出ないものです。期日内に返事すればいいと思うと、期日内に返事をしたから問題ないと考えがちですが、それは手続きの問題で、信頼の問題とは次元が違います。速いと安心感が増し、信頼感も高まります。速度が遅いと徐々に周囲、相手に期待されなくなっていきます。
人が信頼を獲得する最高で手堅い方法は、相手の弱み、弱点をカバーしてあげることです。誰でも自分の弱み、弱点から早く解放されたいと思うものです。
ですから即決即断が効果的なのです。
これを繰り返していると、コミュニケーションが改善されますが、仕事も速くなります。どちらにしても、相手が助かります。相手が助かるのはいいけど、自分は失敗しないかと心配する方がいたとしたら、選択した後に、失敗しないようにしてください。自分がバタバタしたらいいのです。
自分が失敗、傷つくことを恐れて、相手や周囲に負担をかけて信頼をなくせば、致命傷になります。どうでもいいことで量をこなしても取り返そうとしても効果的ではないのです。相手の弱み、弱点をカバーしてあげることが重要なのです。困っているときに、スピーディに反応してもらえないと相手は自分のことをどうでもいいんだと思っていると勘違いしてしまうからです。でも即決即断してもらうと、これが逆になります。

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